アメリカ西海岸のサンディエゴで8日、海兵隊所属のF18戦闘機が住宅街に墜落し、少なくとも住民2人が死亡しました。 8日正午前、サンディエゴ近郊の住宅街にF18戦闘機1機が墜落し、民家3棟が炎上しました。火は2時間後に消し止められましたが、この事故で戦闘機の直撃を受けた民家の焼け跡から2人の遺体が発見されました。 事故当時、この民家には、2人の子供とその母と祖母の4人がいたとみられていて、警察と消防で他に被害者がいないか調べを進めています。 一方、戦闘機の操縦士は、墜落直前にパラシュートで脱出し、近くの高校の野球場に着地して無事でした。この戦闘機は事故現場からおよそ3キロ離れた海兵隊ミラマー航空基地に戻る途中でしたが、墜落原因は明らかになっていません。 ミラマー基地は、トム・クルーズ主演の映画「トップガン」の舞台として知られ、海兵隊の主力拠点の一つです。(09日09:10)